お笑いコンビ「さや香」の新山さんといえば、知性を感じさせる言葉選びが魅力の芸人です。
実はその鋭さ、相当な学歴が裏付けになっているのをご存知でしょうか?
今回は、新山さんの中学・高校・大学、そしてNSC時代までを、数々のエピソードとともに紹介していきます。
さや香・新山のプロフィール

本名 | 新山 士彦(にいやま のりひこ) |
コンビ名 | さや香(2014年結成) |
生年月日 | 1991年10月17日 |
出身地 | 大阪府東大阪市 |
担当 | ボケ(※実際はツッコミ担当の説もあり) |
所属 | 吉本興業(NSC大阪校34期生) |
「さや香」は、2022年・2023年と連続でM-1決勝に進むも、2024年はあえてM-1への挑戦を見送ったことでも話題となりました。
新山さんは、2021年まではツッコミを担当していましたが、途中でボケに担当変更。
鋭い物言いから、現在もネタによってはツッコミに回るなど、臨機応変な立ち回りが得意です。
ではそんな新山さんのこれまでの学歴を見ていきましょう。
さや香・新山の出身中学校
新山さんの出身中学は非公表ですが、東大阪市内の公立中学であると見られています。
中学では野球部に所属しながら、テレビ番組『ダウンタウンDX』を観てお笑いに目覚めたそうです。
松本人志さんへの憧れは相当だったようで、
書道の授業で「松本人志」と書いてしまう
「好きな四字熟語」にまで「松本人志」と書いてしまった
というエピソードも。
これには、父親から「お前の親は俺や!松本人志ではない」とツッコまれたこともあるそう。
思春期の“推し”っぷりが微笑ましいですね。
中学生の頃からすでに「笑い」に対する関心と熱量が非常にたかかった新山さん。
クラスでもきっと笑いを提供する人気者だったのでしょうね!
野球のボーイズリーグに所属
中学時代は、野球のボーイズリーグに所属していたという新山さん。
なんと、隣のチームにはDeNAで活躍する筒香嘉智外野手がいたとのこと。
そのため、筒香選手とは何度も試合を経験しており、そのころからすごい選手だった話しています。
お父さんのイメージが強くて、お父さんがすごい楽しい方で。全然知らんチームなんですけど、こっちのベンチ来て、なんか“元気か?”って、バーッてしゃべって、自分でボケて“ガーッ!”て(笑う)。この笑い方めっちゃ覚えてるんですよ
プレイヤーとしての思い出以上に、筒香選手の父親の思い出が強かったそう。
新山さんたちのチームでは、この筒香選手の父親の笑い方のモノマネが流行っていたそうです!
さや香・新山の出身高校
新山さんは、大阪でも屈指の進学校、大阪府立高津高校に一般受験で進学。

超難関校に進学した新山さん。
校風は自由で、制服や髪型の指定がない代わりに、自主性が求められる環境でした。
部活では硬式野球部に所属し、4番打者を任される主力選手として活躍。
中学時代、ボーイズリーグで培った実力が評価されたのかもしれません。

審査員の先生が順位をつける形式だったそうですが、なんと唯一の2年生コンビが優勝を勝ち取りました。
3年生を押しのけて2年生での優勝はすごい!
とはいえ、高校生漫才大会「ハイスクールマンザイ」への出場は「恥ずかしい」と見送り。
今の姿からは想像できない“シャイな高校生”だったようです。
ちなみに、新山さんの1学年上にはモデルの三原勇希さんが在籍していたことも知られています。
さや香・新山の出身大学
高校卒業後は、国立の大阪教育大学 教育学部教養学科 文化研究専攻 社会文化コースへ進学。

実は、高校時代の新山さんの第一志望は神戸大学でしたが、受験には失敗。
親の希望もあって滑り止めの大阪教育大学に進学したそうです。
入学当初は教師を目指していたものの、大学2年の頃からお笑いの道を志すように。
大学在学中からNSCに所属していたのですね!

ちなみに、大学ではスキューバダイビングサークル「STAR☆FiSH」に所属しており、芸人と学生の“二足のわらじ”生活を送っていたそう。
大学では主に法律を学び、卒論はBPO(放送倫理・番組向上機構)について執筆した新山さん。
「大学はやる気が出ず、別の道に進もうと決めた」と振り返っている新山さん。
それだけ、自身の中にお笑いの道に進みたい思いが膨れ上が手いたのでしょうね。
NSC時代:親に嘘をついて入学、そして「さや香」誕生へ
2012年、大学2年の時に吉本総合芸能学院(NSC)大阪校34期生として入学。
入学費用はアルバイトで自分で貯め、親には「作家になりたい」と嘘をついていたそうです。
芸人になりたい!と言うと、反対されると思ったのでしょうね。
部屋にどんどん小道具が増えていったことで、最終的にはバレてしまい、「せっかく大学に行ったのに…」と親から嘆かれたとか。
最初は「オリオン」や「パリ」など複数のコンビを経験。
NSC大阪校の同期には、エンペラーや蛙亭などがいます。
その後、「ツッコミをやってみたかった」という相方・石井さんを誘い、2014年に現在の「さや香」を結成しました。
まとめ
意外と高学歴だった新山さん。
野球部の主力でありながら、文化祭では漫才で優勝。
第一志望の大学に行けず悩んだ末に、自分で道を切り開いて芸人の道へ。
スポーツなどにも挑戦しながら、常にお笑いは新山さんの側にあったのですね。
M-1への挑戦を見送ったことで、新たな芸人としての道を模索しているさや香のお2人。
新山さんのこれからの活躍にも注目が集まります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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