2024年5月に結成されたお笑いコンビ「レ・ヴァン」が、わずか8か月で解散を発表しました。
この突然の解散には、九条ジョーさんのパワハラ・モラハラ疑惑が影響しているのではないかと、SNS上で議論が巻き起こっています。
本記事では、九条ジョーさんの経歴や解散ライブの内容、SNS上の声、擁護意見、本人のコメントをもとに、問題の背景を探ります。
九条ジョーのプロフィール

芸名 | 九条ジョー(くじょう じょー) |
本名 | 小川 拓文(おがわ たくふみ) |
生年月日 | 1994年1月13日 |
出身地 | 滋賀県長浜市 |
身長/体重 | 非公開 |
血液型 | 非公開 |
所属事務所 | 吉本興業(東京所属) |
芸歴 | 2013年〜(芸歴12年目) |
主な経歴 | 元「コウテイ」(相方・下田真生とコンビ/2023年1月解散)→ 2024年「レ・ヴァン」結成(相方・宮本勇気/同年解散) |
受賞歴 | 2020年 ABCお笑いグランプリ 優勝(コウテイとして) |
趣味/特技 | 仏像の背中を覗く/タイマーをかけずに9時間丁度で目覚める(寸分の狂いも無い) |
九条ジョーさんは、滋賀県長浜市出身のNSC大阪35期生。
お笑いコンビ「コウテイ」のツッコミ担当として活動し、2020年には「ABCお笑いグランプリ」で優勝を果たしました。
しかし、2023年1月に「コウテイ」は解散。
その後、東京に拠点を移し、2024年5月に元モンローズの宮本勇気と「レ・ヴァン」を結成するも、2025年1月に解散。
再結成後わずか1年経たずして、九条さんは再びピン芸人として活動されています。
九条ジョーさんの漫才への情熱は、多くの芸人仲間からも評価されているようです。
パワハラ・モラハラと言われたきっかけ
九条ジョーさんがパワハラ・モラハラと言われた大きなきっかけは、「レ・ヴァン」の解散ライブでした。
解散ライブ「レ・ヴァン・デ・ア・ラ・カルト」では、解散に至るまでの経緯を赤裸々に語るコーナー。
一体どんな解散ライブだったのか見てみましょう。
解散ライブ「レ・ヴァン・デ・ア・ラ・カルト」の内容

レ・ヴァンの最後の舞台となったライブ「レ・ヴァン・デ・ア・ラ・カルト」は、その名の通り“アラカルト”な構成で進行されました。
冒頭から通常の漫才が披露され、観客は「解散ライブなのに?」と戸惑う雰囲気に。
中盤には、“九条ジョーがどれだけ相方・宮本勇気に圧をかけていたか”を可視化するようなコーナーが展開されました。
特に、「心メーター」と称して宮本が精神的にしんどくなっていったエピソードを挙げていき、それに九条が反論する形式で進行。
言い合いのテンションは高く、まるで舞台上の“感情のドキュメンタリー”のようでしたが、それを笑いに変えようとする両者の努力も垣間見えたそう。
舞台上のリアルさと芸としての境界が問われる内容だったようです。
演出とリアルの間にある“絶妙なグレーゾーン”をどう受け止めるかは、観客によって違いますね。
SNS等の批判の声
この解散ライブをうけて、SNS上では、九条ジョーさんの行動に対して以下のような批判が寄せられました。
レ・ヴァン解散で、九条ジョーの相方を十年務めたシモタに比べ、宮本勇気はたった8ヶ月しかもたなかったと見えがちだが、あのレベルのパワハラ受けても、ブッ壊れる前に早期に「限界」「解散」という意思決定できる宮本勇気の健全さこそめっちゃくちゃ褒めるべきだよ。
— @moriteppei@mastodon.social (@moriteppei) January 15, 2025
レヴァンの解散トークを配信で見たんだけどひどかった。体力的にも精神的にも異常なくらい追い詰めた異常話と、それでも無自覚で納得できない加害者って感じ。生で見てたファンの人は悲鳴あげたのでは?これをマネージャーが「配信で見て下さい」って言えるのも怖い。どちらもケアが必要な気が……
— おおきち🌈 (@ookichiinmyhead) January 13, 2025
川北さんがラジ父でレヴァンの解散発表のライブみてあれは相当九条が悪いって言っててじゃあそうだ九条が悪いそれ以外ないになった
— 孤高 (@ormmau) January 19, 2025
これまでのレ・ヴァンの2人の関係性を垣間見た観客から、これはパワハラ・モラハラではと疑問の声が。
解散ライブ以前から見られたモラハラ気質?
解散ライブで話題となった九条ジョーさんのパワハラ・モラハラ疑惑。
実は、これまでからそのような節は見られていたようなのです。
- 宮本に対してお笑い偏差値や感度を試すようような質問を繰り返していた。
- 髪型を頻繁に変えさせ、最初は三本角、次は坊主にするなどの指示を出していた。
- Podcastを宮本一人でやらせ、その内容に対して厳しいダメ出しをしていた。
といった指摘がネット上では挙げられていました。
また、以前結成していたコンビ「コウテイ」のころから、その気質は見られていたようで…
との声まで見受けられました。
これらの行動がすべて事実であれば、パワハラ・モラハラと受け取られても仕方がないかもしれません・・・
九条ジョーへの擁護意見
一方、ファンの間では九条ジョーさんを擁護する声も見られます。
擁護派の方達の中では、九条さんと宮本さんの関係性は、九条さんのお笑いに対する情熱がストイックすぎるから生じたという見方が多いです。
一方、タレントのエハラマサヒロさんは、その姿勢をこのように評価。
まさに、今回の騒動は九条さんの自分が芸人として売れたい気持ちとコンビを組むうえで相方を尊重できていなかった点がポイントとなりそうですね。
霜降り明星・粗品とせいやの擁護
また、霜降り明星のお2人も、九条ジョーさんを擁護する発言をラジオでされました。
粗品さんは、解散ライブの内容について「舞上での演出が含まれている」とし、「九条は悪くない」と述べています。
また、相方の宮本さんも舞台上で笑いにしようとしていたことから、あくまでパフォーマンスの一環だった可能性を指摘。
相方のせいやさんにおいては、課金して解散ライブの配信を聞いたとのこと。
パフォーマンスが乗っかってのことやから、言いすぎてる部分もあんねん、絶対。
レ・ヴァンなりの最後のコーナーをしてねんけど、どうしても九条が叩かれるみたいな感じには見えんねん。
引用:ニッポン放送ラジオ『霜降り明星のオールナイトニッポン』
コンビ揃って、九条ジョーさんを擁護する立場をとられました。
粗品さんが九条さん擁護の証言を聞いた人物・佐川ピン芸人さんは、九条ジョーさんとよく共演する仲。
パワハラ・モラハラの加害者側とされる九条ジョーさんサイドの発言なので一概には言えませんが、粗品さんも納得せざるを得ない裏事情があったのかもしれませんね。
九条ジョーの本人のコメント
解散後、九条ジョーさんは「九条ジョーの話を聞こう」という番組で、自身の思いを語りました。

そこでは、解散ライブの演出について「結果としてこうなったら笑いにした方が楽なのかと考えた結果の行動」と述べています。
また、「解散ライブをやるならバチバチしたかったけど、相方として最後に敵になりたくなかった」とも。
相方・宮本さんへの気持ちを尊重したいという思いもあったようですね。
舞台上の演出であっても、観客にとってはリアルな感情が伝わるもの。
その境界線が難しいところですね。
元相方・宮本さんからのコメントも気になるところです・・・
まとめ
わずか1年足らずで解散を迎えた「レ・ヴァン」。
九条ジョーさんの言動がパワハラ・モラハラに見えたという指摘が多数ある一方で、霜降り明星のお2人のように「舞台上の演出」として擁護する声もあります。
パフォーマンスとしての“バチバチ”だったのか、それとも本当に宮本さんの心が削られていたのか。
この真相は、外部から完全に知ることはできません。
九条さんがどう思っていたか、よりも大切なのは「相方の宮本さんがどう感じていたか」。
その点にこそ、問題の核心があるといえるかもしれませんね。
九条ジョーさんは過去にも一度コンビを解散しており、「誰ともうまくやれないのでは」という見方もありますが、彼の芸への情熱や独自性を支持する声も根強くあります。
何よりも、解散という選択をした今、それぞれが別々の道で笑いを届けてくれることを願いたいところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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